難解SFに挑む
- アトリエ主
- 2024年8月27日
- 読了時間: 2分
こんにちは。アトリエ主です。
「SCI-FI」 サイエンスフィクションは最近はこのように表されることも多いようですが、個人的には昭和的な「SF」のほうが、ぐっと馴染みます。
当HPのアトリエ紹介では、アトリエ主について、すでにオカルト的嗜好を掲載していますが、ほかにもSFやアニメ、特撮怪獣、プラモデルといったサブカルに ”ドップリ” 浸かっていることは断言しておかなくてはなりません。
さて、SF作品といっても多種多様なジャンルがあります。宇宙兵器飛び交うバトル、巨大生物や天変地異の襲来など、特に映画作品は心躍ります。
ただ、そんなSF映画の中でも、難解と言わざるを得ない作品にまれに遭遇します。先日、レンタルDVDにて拝聴した「メッセージ」という2016年の映画も、そのうちのひとつでした。
「メッセージ」は、地球外知的生命体と、「文字」を通じてコンタクトを図ろうとする物語です。「文字」の解読を推理パートで描きますが、物語の神髄はそこではありません。種々発生する知的生命との齟齬をサスペンスに、命の尊厳を問う、とても感動的なテーマを語ります。たしかに、「難解」ではありますが、一言でその良さを言い表せないもどかしさも含めています。複雑で豊かで深遠で知的な、唯一人類のみが享受できる感情(感動)ではないかと思うのです。
近しいテーマを扱う映画の元祖として「2001年宇宙の旅」を挙げる向きもあろうかと思いますが、アトリエ主はそれ以上に衝撃的に心に残った映画があります。最後に、アトリエ主がお勧めしたいSF映画をご紹介して終わります。
「コンタクト」1997年 カール・セーガン原作の切ないSF。科学と政治と宗教が地球外知的生命探査に複雑さをもたらします。最後、主人公の切ないながらも最高の幸福を得る瞬間に落涙。
「インターステラー」2014年 クリストファー・ノーラン監督。 キップ・ソーン博士によるブラックホールの映像化が衝撃。主人公と「時間」の関りが、切なく残酷。ただ、時間は未来にも繋がっているという奇跡が、愛おしく描かれています。ただただ落涙。
今回はこの辺で。また良いSF映画に出会えますように!
アトリエ主でした。
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