能登、年明けの悲劇。心よりお見舞い申し上げます。
- アトリエ主
- 2024年1月4日
- 読了時間: 2分
こんばんは。アトリエ主です。
この度は、能登半島地震の被害にあわれた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
アトリエとして、新年のご挨拶を綴っている最中の、震災のニュースでした。
急遽これを取りやめ、ひたすら被害状況の報道。特に輪島市・朝市通り周辺の情報に注視し続けることにしました。
というのは、この通りに工房を構える、とある輪島塗の先生の安否が知りたい・・・という一念からでした。
この先生。日本を代表するとんでもなく偉い輪島塗塗師の先生で、親しくさせて頂いてから20年以上経ちますでしょうか? お酒の肴と器の話が面白くとても気安いかたで、この先生にお会いし、器を入手する為だけに輪島へ足を運んだものです。その器(作品)も、飾り気がないのに上品。古代朱器の気品たるや、唯一無二に感じます。
年賀状のやり取りや、中央での個展開催の際はVIP招待いただくなど、ご厚情をいただいておりましたが、近年は、能登が災害続きでお見舞いするタイミングがつかめないまま時が過ぎておりました。
そしてとうとう、これらを上回る大被害が起きてしまったことになります。
つらい話ですが、新聞の空撮写真を見る限り、工房のある区画は全焼と判断せざるを得ませんでした。個人的な安否確認は、また落ち着いたころ考えたいと思います。ご家族ともども無事で居られますよう祈るばかりです。
ほかにも、永井豪先生の記念館があったはずですが、こちらの区画も焼野原でした。開館間もないころ遊びに行った思い出があります。夢二のコレクションを有するギャラリーもありました。こちらはだいぶ前の話ですから最近の在り方は不明ですが、個人的な縁もあるので気になるところです。
気安く行ける所ではないにもかかわらず、輪島にはいろいろご縁があり、この度のことで本当に胸が痛いです。
まだ、復興の話はするべきではありませんね。。。
被災された方の安心安全が一日でも早く確保されますように。
アトリエからの新年のご挨拶は、また改めて。
アトリエ主でした。
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