歴史建造物造形に挑む!
- アトリエ主
- 2月6日
- 読了時間: 2分
おはようございます。アトリエ主です。
久しぶりに、建築図面と格闘中です。
実は、とあるパブリックなイベントで展示するために、「大正時代に建築された、ある建物を、模型で復元してほしい。」という、なんとも魅惑的なお誘いが舞い込みました。
ああ、ロマンチック大正。
「鬼滅の刃」で脚光を浴びたのはまだ記憶に新しいです。
アトリエ主としては、その時代文化になんとも言えない魅力と味わいを感じており、とても惹かれます。絵画では、個人的なご縁から竹久夢二や、高畠華宵。建築では東京駅や郷里の赤レンガ倉庫など。その時代に生まれた、見惚れてしまう造形物の枚挙に暇がありません。
そんなアトリエ主に、願ってもないお仕事のお誘いです。
なのですが。。。。
実は納期が驚愕するほど短く、なおかつ、画家としてのアトリエ主は2つの絵画展の実行に直接関わっているという、なんとも体が4分5裂の状態での依頼話だったのです。
反ってこの仕事をお受けすれば、絵画展2つ+模型創作1つの、3つの創作物が手抜作業になってしまいます。
やはり今回ばかりはお断りするしかない。
そう胸に言い聞かせながらの、担当者(クライアント)様との初面談となりました。
そこで気持ちが180度切り替わる事態が発生します。
見せられた一枚のモノクロ写真。
建物は焼失の為、その写真一枚だけが往時の姿を遺しているそうです。
なんとも言えない感情が湧きます。今、自分だけが、この姿の復元を許されており文化財レベルの資料を見せられているのです。
「がんばってみます。」
もう”くち”にでちゃいました。やるしかありません。
完成期限までわずかです。追ってここでも報告させていただきますね!
アトリエ主でした。
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