明けましておめでとうございます。
- アトリエ主
- 2022年1月10日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年1月12日
2022年 本年もよろしくお願い致します。
当アトリエの正式な発足年というのは無いのですが、アート・ホビー活動自体は中高生ごろまで遡ります。
さすがに作家としての活動実績にはなりませんが、それでも、超校派(通学校を超えた)の手先の器用な仲間たちと集って、映画作りや同人誌イベントに励んだ青春時代を過ごしました。
仲間たちの中には、カメラの上手い者。デザインが上手い者。スケジュール管理の上手い者。と、いろんな才能がまとまって、とにかく物づくりが楽しい毎日でした。
中にはその才を生かしてプロになった者も居りますので、(叶わぬ事ですが)もう一度集まって何かをしたら、またきっと凄いことを成し、凄い物を作ることができるかもしれません。
現在、アトリエはるか丸は、商業をベースとしないアート工房として、主に油彩画制作以外の創作の場として運営しております。
今も積極的な営業はしておりません。業務の拡充は考えていないためです。
その理由の一つとして、以前のように、酸いも甘いも分かち合える「仲間」のような連中(スタッフ)は、もう二度と集まることがないだろうと考えるからです。
ちまたではSNS(私はしませんが)などを情報源に、様々な職人技アートを見ることができます。
目を見張るホビー作品の数々。その、驚くべき人口。ものすごい時代に思います。
彼らは、どこかに所属することなく、自由に情報を得、クライアントと取引します。めんどくさいチームへの忖度なしに、創作が行えるのです。そんな時代で活躍するアーチストに、アトリエ所属作家になる選択肢などないでしょう。
と、まあ、それが時代ですから悲観などはしていないのですが、願わくば、また超派閥の連中で集って、モノづくりに胸熱くしたいものだと思っています。
そのとき、もし当アトリエがプラットホームとして存在していることが出来たら、こんなにうれしいことはありません。
今年の抱負は、まあ、健康第一でw
少し厳しい纏めをします。
去年は、アートの地域ボランティアをやり過ぎました。
正直、疲弊しました。自身の創作の時間もだいぶん奪われました。
先細るアートのコミューンですが、そのすべての存続・延命に尽力していたら、わが身がもたない。
大きな時代の変化を受け入れる準備が必要です。遠くない未来、我々は腹をくくることになりそうです。寂しいですが、肌がそれを感じています。
アトリエ主でした。
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