境港の怪談クイーン!誕生なるか!?
- アトリエ主
- 2020年9月21日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年9月22日
こんばんは。アトリエ主です。
先日の新聞で、お隣境港市在住の怪談師 神原リカさんという方が、全国怪談コンテスト「怪談最恐戦2020」の決勝に勝ち残ったという記事が掲載されておりましたので、おもわず「すごい!」と歓声をあげてしまいました。
アトリエ主は、水木しげる先生の大ファンであることから、常にオカルト的なエンターテイメントを楽しみにしており、近年盛んになりつつある現代怪談、実話怪談を扱うコンテンツから目が離せない状況。そんな中での快挙の知らせでした。
水木しげる先生生誕の地でありながら、今まで全国的な怪談芸人、怪談師が誕生しなかったのが不思議でもありましたが、神原さんのような地域密着の語り部が、実は今まで地元で活躍されていたことを知り、大変うれしく、また素晴らしいことに思いました。
アトリエ主の住まう米子市限定で考えると、怪談という民族文化が、うまく伝承されていない向きがあります。
せっかくの江戸時代の伝記「米府鬼話」も、米子市民の間で「怪奇のバイブル」となっているようには思えません。そもそも新しもの好きで、保存に予算のかかる物には手をかけない市民性が影響しているように、個人的には考えています。
民話に限らず、古建築、伝統芸能、文化財、などなどに、市民、為政者共、もう少し気をかけていただけると、本当の文化都市になれると思うのですが。。。
それはさておき、神原さんの境港における怪談会が、10月24日に予定されています。
あいにく仕事で参加できませんが、陰ながら応援いたしております。
妖怪の聖地で生まれた怪談師として、全国に名を馳せ、ますますご活躍できますよう願っております。
なお、これは個人的な考えですが、最近のエンタメイベントにおいて、比較的健全なイベントが「怪談会」だと思っています。身近に感じるアイドルをメインにしたものや、過激な表現で沸かせるイベントには、度々社会的トラブルが発生し話題になりますが、「畏怖すべきもの」を扱う怪談会は、語り部と観客の秩序的な関係が伺えます。 世のイベント開催にはダーティーな側面を持つものも多いです。儲けとうま味だけを追求する種々イベントの怪しさは、怪談好きほど良く理解し、排除しようとする姿勢もうかがえます。 彼らの共通認識、「一番怖いのは人間」。だからなのでしょう。 アトリエ主でした。
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