二刀流?いえいえ、二足わらじです。
- アトリエ主
- 2021年11月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年11月30日
こんばんは。アトリエ主です。
スポーツのことは疎くからきしですが、メジャーリーガー大谷翔平選手の栄誉の報を聞き、大変素晴らしいことに思いました。
二刀流という、打っても投げても一流という凄さで、大変な活躍をされていることは、かねてから存じ上げていました。
さて、それに引き換え、アトリエ主も2つの生業を軸に暮らしていますが、なんの凄みもありません。
二刀流ではなく、二足の草鞋を履いている。というところが正しい表現です。
二足の草鞋~の表現は、ネガティブにもアクティブにもとれる不思議な表現と思っています。
~アトリエ主の場合は、会社員であり、作家。という両立の難しい「ことを成している」。
ですがそのため、どちらの生業も一流には「到達しづらい」~
のように、可も、不可も表現できてしまいます。
実際、二足の草鞋とは、その状態を表しているだけの言葉ですので、良いも悪いもないのでしょう。ところが、言葉の成り立ちに「博徒」が関わっていたり、「草鞋」は擦り切れて痛んだ状態が想起しやすいですから、どうしても「くたびれる」「多忙」などのネガティブワードと親和してしまう気がします。
ただここで、二足の草鞋という言葉が大変好きなアトリエ主は、実はもう一つ違う見方をしていることをお話しします。
それは、その2つの草鞋は両輪で、お互いが、決して裏切らない。ということです。
草鞋は確かにくたびれやすいイメージが立ちますが、それとは別に、土に足をつけて踏ん張るイメージもあるように思いませんか?
お互いが、お互いの生業を支える状態といいますか。。。
一番信頼がおける草鞋同士が、実直に支えあっている姿です。
確かに、ここ一番、人生の大勝負をかけて一つの草鞋を極めることも大事でしょう。そのように大成する素晴らしい大物はおられます。
そういう方が、アクティブに、それこそ2つの刀で、攻勢に撃って出ればよろしい。
アトリエ主は、華やかに大成し、高みを目指し輝き続ける生き方より、地域在野の小器用なおじさんであり続けたいと思っています。
そんな私がやむなく二足に履く履物は、やはり、滑りにくく丈夫な「草鞋」ということになりましょう。
正直、ちょっと疲れることはありますが、この二足の草鞋が見せてくれる世界の豊かさ。。。なかなか侮ることはできません。
アトリエ主でした。
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