なかなか素敵です。彫刻を愛でる暮らし。
- アトリエ主
- 2019年8月2日
- 読了時間: 2分
こんばんは。アトリエ主です。
米子には彫刻ロードというアートスポットが存在しています。
国内外の彫刻家を招いてシンポジウムを開きつつ、ライブ制作などで彫像されたものが、米子駅近くから米子城・湊山公園に至る3kmの道沿いに展示されています。
先月、米子高島屋の美術サロンにて、この彫刻ロード出品作家たちの作品が、また一堂に会するということで、なんとか最終日に見てきました。
本当に。すばらしい。の一言に尽きました。
彫刻家の彫刻作品。。。というと、とにかく超重量級の存在感で、深遠なテーマを内包。。。というとっつきにくいイメージもありますが、会場の作品は卓上サイズの小品がメイン。美しい曲線、石の質感、緊張感のある幾何、可愛らしい動物。小品ならではのちょうどいい存在感で本当に見ごたえありました。
中でも、自然石の風合いを活かしたお地蔵さんのレリーフの虜になり、その場で決心。我が家にお迎えすることになりました。
いやらしい話でもないですが、お値段もちょっと頑張るだけで良い範囲。これで一流作家の彫刻が手に出来るとは思いませんでした。
作者は神奈川県の彫刻家。調べると同市同郷と知り、大変驚きました。
大山地蔵信仰をモチーフに彫られた限定品と思いきや、それだけでもないようで、作家さんの人生にも縁があるようです。優しく熟達したノミ捌きで、とても良いお顔のお地蔵さんに彫られていました。
彫刻はリビングに置きました。自然な存在感に、不思議と視線が行き、お地蔵さんが微笑みかけてくれます。
彫刻の真髄とは、こんな小さな存在でも、素敵な空間を生む力。。。にあるのですね。
アトリエ主でした。

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