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旧友が運ぶ、瑞々しい実家の空気。

  • アトリエ主
  • 7月25日
  • 読了時間: 2分

おはようございます。アトリエ主です。


先般より、父他界に伴い、郷里・実家とのコミュニケーションが普段より増しているのですが、ある日、中学時代からの古い友人の手紙が、最近になって実家に紛れ込んで来ていたことが分かりました。

実家住所は現在、(母)親の終の棲家となり、元住人であったアトリエ主あての通知物など紛れるに任されております。

差出人様にも長い長い間連絡をしておりませんので、鳥取に越したことを知らなかったと考えられます。

微妙に個人情報へ触りますので、多くの書き込みは控えますが、その方とは、中学・高校・専門 と超多感な時期に共に歩み、いろんなホビーやメンタルを語った仲。現在も交流があれば家族よりも長きを過ごしたことが想像できます。

いつのころか、それぞれの歩む道が明確になり始めたとき、お互いの道を阻害しないよう交友はフェードアウト。しかし、自我の根幹にはその方との青春時代がしっかり刻まれています。


母とその方の思い出などを語り始めれば、年寄りの終の棲家として静かに朽ちてゆく運命の実家に、電話越しではありますが、当時の瑞々しい空気が蘇えってくるようでした。


投げ出した学生カバン。台所のにおい。ガタガタのマイ箪笥。


年月が経つのは寂しいですが、こうして蘇える記憶の尊さは、SNSなどの無期限共有ツールでは得られないものかもしれません。


こういう話題が生じると、親は「郷里には帰らない?」と確認してきます。拒む心は無いのですが、移住してから生まれた尊いご縁が沢山あります。それらをすべて整理して帰省できるかは別問題となります。

(話題がホームシックを誘発しかけておりますが。大丈夫ですww)

帰省。旧友との再交友。もし万一ですが、どれも選択した瞬間、新たな地平の出現です。古くからあるのに新たな道として、人生を誘うのでしょう。


○○様。よろしければぜひ、当ページにお越しください!

アトリエ主でした。


 
 
 

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